2026.7.25 涸沢岩峰群トラバース

以前から気になっていた小川山の涸沢岩峰群トラバースルートに行って来ました。メンバーはU島さんと私S原。オールナチュラルプロテクション、そしてルートファインディングが核心と思われるこのルート。迷走覚悟で挑戦です。

 

 

取付きまではキャンプ場から30分ほど。迷うことなく到着。

花豆下部スラブ 1ピッチ目

1ピッチ目花豆下部スラブ。S原リード。

早々に眺望最高

2ピッチ目花豆上部スラブ。U島さんリード。

花豆上部スラブ取付き

少し歩いて、3ピッチ目5.8のハンドクラックがある第一岩壁へ。ここのためにスタートからジャミンググローブをバッチリ装着済み。

S原リードを挑戦するも、出だしから登れず選手交代。。。5.8はまだ早かったかと悔しい気持ちになるが、無茶は禁物なのでU島先輩に委ねる。

第一岩壁だと思い込んでいた第二岩壁

一段上がったU島さんから、「ハンドクラックが無いです」と声がかかる。あれれ?

とりあえず3ピッチ目を登り終えて、頭の中は「?」だらけになりつつ、「ハンドクラック消えましたかね」なんて言いながら歩きパートを過ぎて次の壁へ。

そして到着した岩壁を見て、ここが5ピッチ目だと気がつく。ということはさっき3ピッチ目だと思っていた壁は4ピッチ目で、グレード5.8だと思っていたルートは5.6だったのです。

去年、錫杖岳の左方カンテでも、グレードⅣだと思ってリードしたらⅤ級のルートだったことがあって、思い込みってすごいなぁと感じたことを思い出した。今回は、難しいと思っていたから登れなかった、ということにしておきましょう。

それにしても、3ピッチ目はいったいどこに。。。会のA井さんが情報共有してくれた詳しいトポやGPSの踏み跡を確認しながら進んだのに見事にスキップしてしまったみたい。

気を取り直して先へ進む。

5ピッチ目涸沢4峰。リードS原。1段上がり、木に登り正面のクラックに2番のカムを決め進もうとするとU島さんから「そっちじゃなくて、ルートは右側ですよ」と教えてもらう。

間違いに気がつき、カムを回収したり、ロープの流れを直したり、結構大変。軌道修正してどうにか突破する。

涸沢4峰 上部のスラブ

6ピッチ目涸沢4峰の2ピッチ目。U島さん。出だしのクラックが結構難しい。S原はA0しないと突破できず。これで5.7か。小川山は難易度が高いと改めて感じる。

4峰のリッジは眺望最高

7ピッチ目涸沢3峰。3峰は3ピッチからなるが、S原が1ピッチ目の終了点を間違えて登ったことで迷走が始まる。ここはどこ??状態で彷徨い、U島さんがどうにか登れそうなところを見つけてくれて3峰上部に上がりルート復帰することが出来た。そこは3峰3ピッチ目終了点であった。

そこから西側に懸垂で下り、コルを越えて踏み跡を辿りようやく涸沢1峰の下降地点に到着。いろいろあったけどどうにか1峰までトラバースすることが出来た。

3峰を懸垂下降して樹林帯へ。合っているのか不安になる。

涸沢1峰。おかっぱスヌーピー岩の奥が下降点。

懸垂下降2回で下山道に着地

間違えたり、飛ばしたり、登れなかったりで宿題をたくさん残す山行となった。それでも天気は最後まで持って、眺望最高のルートを堪能することが出来た。また機会を作って、宿題を回収しに行きたいと思う。