5月最終日、U島さんと私Aで、今年も谷川岳に行ってきました。今回、私がリクエストしたのは、変形チムニーです。
かなりの数のパーティーが入山している様子。変形チムニーにも、先行パーティーが。落石のリスクがあり、ルート変更するか迷いましたが、予定通り変チ登攀となりました。

1P目
1P目、Aリード。50mいっぱい。その間、支点が取れたのは、わずか2ヶ所。簡単とはいえ、朝一なので、慎重に進みます。

2P目
2P目、U島さんリード。崩落が進んでいるという、噂のピッチ。赤◯印の箇所が、どうにも悪い。記録によると、フレークがあるらしいけど、どこのことでしょう…

崩壊箇所
この古めかしいグレーの残置ロープで、渾身のA0。この下にもA0ポイントがありました。リードは怖かったと思います。根元を見なかったけど、どうせいつのか分からないハーケンでしょう…いつ抜けるか、いつ千切れるか、わかりません。

変形チムニー
3P目、Aリード。変形チムニーの内部は、湿っていて、左側の壁は苔だらけ。苔のはげた小さいスタンスを拾って上がっていき、途中からバックアンドフットに切り替えるも、ザックが邪魔でこれ以上上がれる自信がありません。ハーネスにぶら下げてみるも、重い。四苦八苦した後、ザックを残置。すいません、フォローで上げてください…フォローのU島さんは、手足のつっぱりで上がってきます。ザックが干渉しなくていいと言っていたけど、どうもこの登り方をした事がないので、怖いのです。

中央カンテに合流前のトラバース
4P目、U島さんリード。中央カンテに合流するためのトラバース。リードもフォローも怖い!慎重に。

中央カンテ合流後のチムニー
5P目、Aリード。去年もリードしたチムニー。途中から、思い切って体を外に出して登っていきます。
6P目、U島さんリード。フェースを登っていく。優しいとはいえ、やはり、ほぼ支点取れず。

今年は登れるのか!?
7P目、Aリード。去年、出だしの垂壁も時間がかかり、上のクラックも登れず、リード交代してもらった宿題ピッチ。まずは垂壁。相変わらず、どう登っていいのか分からず、古いスリングでA0にて突破。去年と同じスリングだった…続けて、その上のコーナークラック。全然登れる!カンテ登りで無事、宿題回収。良かったー!

あと少し!
8P目、U島さんリード。烏帽子岩の基部に向け、どんどん高度を上げていきます。

ここは間違いだった
9P目、Aリード。いよいよクライマックスの最終ピッチ。しかし、鮮やかなスリングに引き寄せられ、間違えました。これではなく、バンドを左上すると、すぐに終了点がありました。ようやく全ピッチ終了です。

空中懸垂
トップアウトしても、ほっとできないのが谷川岳。早速、1回目の懸垂に取りかかります。去年迷った南稜の懸垂ポイントにも、スムーズに到着。
あんなに賑わっていた南稜も、ポツリポツリと、クライマーを残すのみで、静けさを取り戻していました。

ありがとう!また来るよー!
出合付近に戻ってくると、サンカヨウ、シラネアオイ、オダマキ、タニウツギ……沢山の花が迎えてくれて、谷川岳は花の山だった事を思いだし、緊張がほぐれ、眠い目をこすり、帰路に着きました。