北東北スキーツアー

年末押し迫った12月26日夜、I井さんと私は夜間の東北道にあった。

1日目は安比スキー場での足慣らし。他会のA井さんも加わり、3人となる。

天候はまずまずでおおたかコースなどでは新雪も味わえた。I井さんはスムーズなターン重ねていたが、力任せの私のターンは練習不足もあり、1日目にして足が終わってしまった。

2日目は御在所の駐車場から茶臼岳を目指した。途中までは他パーティーが先行しトレースもありスムーズ。茶臼岳登山口手前の丘を登り切ったとことろで他パーティーはストップ。地元スキーヤーらしく天候からしてこれ以降は無理と予想しそこからドロップインしていた。丘を超え樹林を出て登山口に達すると強風に霞む茶臼の稜線のその意味を悟り、そこから引き返す。前パーティーがドロップしたところへ戻る。

ここからの滑りは短かったが膝程度のパウダーはあり、雪質としても軽めで、楽しめた。それ以下は緩斜面でありところどころ歩きも要した。

下山し、八幡平の秘湯を味わい、ラム肉に舌鼓を打った。八甲田手前の道の駅にて、その日は沈。

次の日はいよいよ八甲田初日。地獄沼を8時30分出発。朝は青空が見え、期待に胸膨らむ。先行パーティーもあり白と青の絶景の中スムーズに歩みを進める。硫黄岳の全貌が迫ってくる。

硫黄岳と大岳のコルからは硫黄岳東面への豪快なシュプールが2、3本みえ、期待も高まった。同時に天気予報通り風と雪が強まって来た。

一旦、仙人岱避難小屋で休憩。予定通り大岳を東斜面沿いに頂上を目指したが高度を上げるに従い暴風となり雪面も氷化傾向に。スキーをデポし、頂上からの滑走は諦めた。なんとか頂上は踏んだが強風にそそくさと下山開始。シートラとし仙人岱までなんとか戻った。

硫黄岳斜面もホワイトアウトにて断念。仙人岱避難小屋から下の斜面を南向きに滑ることした。いい斜面だったがややガスっており、雪面は見えず。いい雪で膝上ぐらいあったが思い切ったターンは難しかった。

登り返しておかわり。

 

仙人岱からは地獄沼まではトレース目安にツリーランで軽くパウダーを楽しめた。

ここでA井さんとはお別れ。みちのく深沢温泉に向かう。

この宿が大当たり。料理、温泉、女将や主人の温もりとも最高で激安。昨今のインバウンドでの値上がりを前に、値段ってなんなんだろうと思わせた。I井さんと風呂上がりに最高のビールで乾杯。

翌日は強風が予想され風裏当たる、雛岳登山口から南回りで、高田大岳頂上直下100mまで。そこで降雪が激しくなり、時間的にもストップ。

少し重かったが膝上の斜面を豪快に味わえた。雛岳を登り返し頂上に。頂上は寒く強風。ドロップも、ややコースどりを間違えたためいい斜面はかする程度となった。

あとはツリーランを楽しんだ。

再度、宿の湯と料理に癒され最終日に向かった。

強風と豪雪を避け、再度風裏の雛岳に。滑り重視の選択だった。

これが大当たり。当然豪雪ラッセルは大変だったが頂上100m下の夢のような斜面からドロップ。

I井さんからもサイコーの雄叫びが上がる。

腰までの新雪に雄叫びが上がる。最高の瞬間だった。

最後は右の沢すじに吸い込まれすぎたので左へしばしトラバース。そこからの樹林は緩斜面で進まないため、元のトレースをホワイト森林浴しながらのビクトリーラン。

最高のフィニッシュを飾れた東北ツアー。最後に酢が湯のトロリとした湯で癒されて帰路についた。宿、温泉、料理、絶景、激パウダー夢のような時間に来年の再来を誓った。