I井さんとS原の2名で北岳バットレスに挑戦

13日。芦安駐車場から始発5:15のバスで広河原へ。準備を整えてテン場の白根御池小屋を目指す。
9:50白根御池小屋に到着。テント設営後、バットレス沢の分岐まで偵察へ。分岐の目印を確認し、雨が降りそうなので14時過ぎに天場に戻り明日の準備を整え早々に就寝。
14日。AM1時起床。昨晩は18時ごろから雨が降り出しその後2〜3時間降っていたようだけど、その後は止んで起きた時には星空が見えていた。降った雨で岩が濡れているか心配なところだが、とりあえず快晴の様なので一安心。
準備をしてAM2時過ぎに出発。暗闇の中、まずは分岐を目指す。
1時間ほどでバットレス沢の分岐に到着。大きな赤い矢印が目印。まだ真っ暗。

真っ暗なバットレス沢をBガリー大滝目指して登っていく。暗いので地図を良く確認しながら進み、AM4時半Bガリー大滝取付きに到着。ちょうど空が明るくなってくる。岩の濡れは問題なさそう。
準備を整えBガリー登攀開始。ほぼ同時到着のガイドパーティー3名に先に登っていただく。天気が不安定なせいか、この後も他のパーティーに会うことなく、この日は空いていてラッキーでした。
Bガリー大滝1ピッチ目、I井さん。朝日で赤く染まった壁が美しい。

Bガリー大滝
2ピッチ目はS原がリード。終了点の一歩手前の大したことのない乗越で挫折しピッチを切ってしまった。なんだか初っ端からビビりモードな私。
大滝を登り終え、直上するか左の草付きの踏み跡を行くか迷って左の草付きを巻いたけど、結局同じところに繋がっていた。

左の巻道をゆく
Cガリーはガレガレでかなり不安定。慎重に登りつめて対岸上部のヒドンスラブの取付きに到着。

Cガリー
ヒドンスラブの取付きの壁に赤く「4」と目印がある。
ヒドンスラブは傾斜は緩いが苔生して滑りやすそうなので、ここもロープを出していただく。

ヒドンスラブ
ヒドンスラブを上がり、AM7 :10ようやく第4尾根首稜の取り付きに到着。そこは絶景のテラス。富士山がお出迎え。

第4尾根主稜取付き
少し休憩して登り始める。1ピッチ目I井さん。

1ピッチ目
2ピッチ目S原。3ピッチ目I井さん。
3、4ピッチ目のリッジをフォローで登る。緩傾斜なのだが高度感がハンパなくビビる。

4ピッチ目のリッジ 高度感!
その後もリードはI井さんにお願いし、マッチ箱に到着。ここで20mの懸垂。何処へ降りるのか迷いながらも真下のテラスに無事到着する。

マッチ箱からの懸垂
高度感にやられたS原はビビりモードから抜け出せず。7〜9ピッチも全てI井さんにお願いしました。

7ピッチ目 出だしがつるつる

マッチ箱を背に 高度感!

8ピッチ目 ナイフリッジをトラバース

ラスト9ピッチ目 I井さん難なくクリア
12時。無事終了点に到着。そこから頂上まで歩きで13時に北岳山頂に到着。
肩の小屋まで降り、他の登山者がカレーを美味しそうに食べているのを見て食べずにはいられなくなり注文する。
リードはあまり出来なかったけど、頂上まで無事に上がれた達成感と共に絶品カレーを平らげた。
I井さん、ありがとうございました!
